能動的な人と受動的な人の違いを感じた瞬間

 とあるバイトに参加した日の話である。その場で、タイトルの通り「受動的な人と能動的な人の違い」を痛感した。

 

 私がバイトで参加したイベントは、高校生の全国?の演奏会兼その分野で有名な方の献花という内容だった。

最初に現場に到着して待機をしていた。私たちが本格的に動き出すのは演奏会が終わってからという理由である。そしていざ、演奏会が終わってから献花式の準備をしていたが、準備時間が30分と短く緊張感が漂っていた。

 

ー準備が終わりかけのその瞬間強風に煽られて、凛と飾られていた花束の一部が倒れてしまった。私はその一瞬思考が停止し何をすればいいかわからなかった。おそらくではあるが、その周りにいたアルバイトの人たちもそうであったと思う。しかし、そこで真っ先に動いたのは数人の高校生だった。そのようにしている高校生の姿を見ながら、自分を含めて立ち止まっているバイトは無能だと思った。それと同時に、この高校生たちはおそらく自発的にやりたいと思ったから予想外の出来事が起きたとしても、冷静に素早く対処できるのだろうと思った。自分もその姿勢を見習うべきであるなと改めて感じた一日であった。